カフェ番長

カフェ番長「カオポン」の、珈琲と喫茶店日記。 時には鞄を作ったり、ジャズを歌ったり。 手作りの暮らしを楽しんでます。

2008年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年03月

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喫茶ロアール


以前から気になっている喫茶店があります。
踏切を越えてすぐ近くにある二階建ての建物は、西日色に焼け、
ひっきりなしに往来する電車の振動で窓の枠が少し下がっている…そんなひどく古ぼけた店です。
店の名前は「ロアール」。何とも風情のある、文学的な響きです。

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店は二階にあり、細長いレンガの階段を上がっていくと、
赤い扉の入り口にたどり着きます。
気が向くたびに階段を伝って扉の前まで行くのですが、
そこから先は足を踏み入れた事がありません。
なぜならば、行く度にそこは店が閉まっているからです。

扉にはめこまれた飴色のガラス窓からは、
床に放られた数日分の新聞紙と、枯れかけた観葉植物、
そしてテーブルの上に置かれたままのライターが。
それは覗くたびに、微妙に見える物や位置が変わります。

もう店を閉じて久しいのかもしれない、
それとも、夜になれば、ひっそりと店を開けているのかもしれない。
(階段下の看板には朝から昼1時までって書いてあるけど)
この二階の窓辺から、赤い列車が通過するのを見てみたい。
きっと受け皿の上で、カップはかたかたと小刻みに震えるんだ。
そしてその度に、珈琲は深い香りと共に表情を変えるんだ。

そう思ったら、どうしてもお店の事が気になってしまいます。
道を挟んだ真向かいに、こじゃれたカフェがあるので、
そこで珈琲を飲みながら店の様子を伺うことにしました。

春に来て、夏に来て、秋にも来て、冬にもやっぱり来て。
同じ席から店の様子を眺め続けました。
そうしているうちに、建物の下にはラーメン屋ができ、そして少しも経たないうちに
ラーメン屋はつぶれ、代わりに宝くじ売り場になりました。
だけど、二階の店はそのまま。何も、何も変わりません。
やっぱり、この喫茶店はつぶれてしまったんだな。
と、すると、もうここへ通う意味も無くなるかな。
そう思ったある日、二階の窓を何気なく見ていたら、いつもは閉まっているカーテンが
半分だけ開いている事に気づきました。

これはどういう事なんだろう。店の主人が久しぶりに店を開けて
換気でもしたのだろうか。それともいよいよ店を取り壊すか、どこか他の店舗でも入るのだろうか。

まだまだ、観察する必要がある様です。




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| 今日の喫茶店 | 18:04 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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親しい人にチョコを

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もう十日も前になりますが、一足早くバレンタインデーのチョコを食しました。
ブログで懇意にお付き合いして下さってる和三郎さんに
「柚子チョコ(柚子の風味が芳しい生チョコです)」を作ってもらい、自宅まで送って頂いたのです。
和三郎さんとこのチョコは、和三郎さんのブログで知りまして
去年はじめてお願いしてみました。

いつも素晴らしい日本料理で、客人におもてなしをされてる和三郎さん。
生チョコは洋菓子作りだけれど、きっとデパ地下のチョコレート売り場で並んでる
ブランド物より、ずっとずっと美味しい。
と、自信を持ってオススメできる御味です。
去年食べてあまりにも美味しかったから、年が明けて少ししてからお願いしてみました。


クール便で届いたのは二月の初め。
いつもの如く遅く帰宅して、くたびれた体で晩御飯を作ろうとしていたらチョコが届いて。


箱をあけたら、頼んだチョコと一緒に、つみたてのフキノトウまで入ってて
和三郎さんの御厚意が、凄く凄く嬉しかったです。
すぐに家人も帰ってきて早速一つだけつまみ、「うーまーーい!」とのけぞっていたら
一本の電話が。
いつも何かとお世話になっている知人から、「今からワインバーに行くけれど」と。

知人からお電話を頂戴する時、いつも不思議に思うのですが
必ず自分か家人のどちらかが「今日は何だか無性に飲みたい!」と
思っている時に限って声をかけてくれるのです。
まるで、「我が家の飲みたいセンサー」が向こうの家に直接繋がっているのかと思うほど。(笑)

ワインですか!
大好物ですよ!
勿論私達も、馳せ参じます。
って、焼酎でも日本酒でも同じことを言ってますが。

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ワインバーと聞くと、「またそんな、気取ちゃってー」と思われるかもしれませんが
実際行ってみると、全く気取った雰囲気はございません。

自分も初めて行った時は物凄く構えていたんですよ。
どうしよう、ワインなんて全然銘柄も知らないし、お洒落に飲むことなんてできないし、
洒落た会話も浮かばないし…と。
でも考えてみたら気取る必要は全然無いですね。
親しい人と、楽しく飲む。それだけで十分。

早速届いたばかりの柚子チョコを持って、皆で頂きました。
マスターも、知人も、後からお店に来たお客さんも皆で。
赤ワインと柚子チョコは凄く合いました。
そして何より嬉しかったのは、いつも親しくして下さっている人達と味わえた事。
お陰で、いつもより沢山飲みすぎてしまい、久しぶりに次の日は
二日酔いで倒れましたが、それも良い想い出。今度はお酒の量を控えつつ、楽しもうと思います。
もうすぐバレンタインデーですが、自分は既にこのイベントを終えたような気が…。

おやおや忘れておりました。
家人には何かチョコの一つでも。

でもきっと、「チョコより、美味いアジのひらきが食べたい」って言うんだろうなあ。







※ちなみに和三郎さんの柚子チョコは有料でございます。
また年中通して作って頂けるものではありませんので、
もしも「私も柚子チョコを食べたい」と思われた方は和三郎さんの所へ
お問い合わせ下さいませ。

柚子の里で





| 平凡だけど幸せな日 | 00:17 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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ちくわ最強伝説





ちょっとおバカなタイトルですまない。
ちくわって、結構地味な食材だと思うけど、
使ってみるとけっこうちくわの存在の大きさを感じるのですよ!


samui014.jpg


おべんとうの「隙間」を埋めるのも竹輪。
しみしみの、二日目のちくわおでんなんて、最高。
やきそばに入れたら、ぐっと味が深まるし。

それに、竹輪の穴から向こうを覗いてみると、
いつもとは違う景色がみれたりする。

侮りがたし、ちくわです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

写真の「ちくわやきそば」は、静岡の富士宮やきそばを使いました。
ちくわと、イカと、肉カス(これがラードの代用)とキャベツいっぱーい。
近所の駄菓子屋のおばあちゃんが作ってくれる焼きそばにも
がっつり竹輪が入ってます。
鉄板の上に、竹輪が投入される時、何だか凄くウキウキします。

下の弁当写真は、今週のもの。
おでん弁当と、里芋の煮っころがし弁当。
風呂敷の色を明るくしないと、思いっきり画面がくすんでしまう程、
見た目に地味なお弁当。
でも、こういう弁当の方が案外美味しかったりするのよ。
だって煮物って二日目が美味しいもん。

そして明日も。おでん弁当。
近所の美味しい饂飩屋さんのおでんをそのままタッパーにつめて。
もちろん、竹輪と卵と大根ははずせないです。



| 美味しい食べ物、いっぱい | 22:14 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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寒い日のくらし その2

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最近幼稚園で作ったおやつです。白菜のスープです。

白菜をまるごと使います。芯もしっかり。葉っぱも美味しいですが、芯から美味しいお出汁がとれるのです。
今日は白菜と、白ネギと、鳥胸肉のミンチを少々。あとは一握りの塩。
昆布やかつお、醤油などの出汁は一切使わずに
白菜だけで十分旨みがとれました。

子どもたちはよく食べてくれましたね。
何度もおかわりにきてくれました。白菜もみんな食べてくれました。

寒い日には野菜のスープが良いですよ。
お家で食べるなら、これに春雨をいれると具沢山になって良いですね。他には好みにあわせてゆずコショウも。



私信…和三郎さんへ 柚子チョコ届きました。凄く凄くおいしかったですぞーーー。今度記事に書かせて下さいね

| 家ごはんと、お弁当 | 18:13 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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