カフェ番長

カフェ番長「カオポン」の、珈琲と喫茶店日記。 時には鞄を作ったり、ジャズを歌ったり。 手作りの暮らしを楽しんでます。

2008年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年02月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

寒い、日曜の昼。



samui004.jpg


samui005.jpg

samui006.jpg

カオポン、元気にしてますよ。

寒いの、本当は嫌いだけど、こんなふうにのんびりと過ごすのは、大好き。


スポンサーサイト

| 平凡だけど幸せな日 | 20:25 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

またいつもの暮らしへ



お正月も過ぎて、仕事もはじまって、また忙しくやっております。
でも、ちょっと気持ちに余裕があって、毎日楽しいなあと思います。

この数ヶ月さぼっていたお弁当作りも再開。気負わず、あるものを使って作っております。

さて、今度の週末は久しぶりにミシンを出して、何か作ってみようかなあ。

| 家ごはんと、お弁当 | 23:18 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

お正月

ho004.jpg
ho005.jpg


あけましておめでとうございます!

昨年は沢山の方に御支援頂き、本当にありがとうございました。

いつもどこか抜けていて、あたふたしている私ですが、
今年はもう少し「落ち着いた大人の女性」を目指して
頑張っていきたいと思いまーす!!

えっ?そんな目標は立てるだけ無駄ですって?
まあまあ、何とか頑張ってみますよw

今年もどうぞ宜しくお付き合い下さいませ。

さて、お正月は皆様いかがお過ごしになりましたか?

いつも親しくおつきあいさせて頂いている御夫妻が
催される新年会に、今年も張り切って参加して参りました!


いやあ、今年も楽しかったですね?。
テーブルの上には奥様手作りのご馳走がずらーーーっと並び、
ゲストの方々が持ち寄られたワインや日本酒が、これでもかこれでもかと出てきちゃいます。
ベースのMちゃんが持ってきて下さった関谷酒造の「空」の元旦絞り酒は、たまらんかったですよ!
ちなみに我が家は長珍酒造さんとこの純米吟醸酒を持ってまいりました。

・・・えっ?
カオポンさん、アンタ年末は酷い二日酔いで倒れていたんじゃないかって?

おほほ。
反省したわよw
ちゃんと考えて飲みましたから!

ho007.jpg

ho008.jpg


次から次へとお客様がやってきて、みんなで楽しくおしゃべりをしたり
私達の演奏を聴いて下さったり。

日頃、楽器を触ったことの無い方も興味本位でやってみたり、
実は物凄い才能をもってらっしゃる方がいたり。
学生さんから、80を越えた方まで、一緒にジャズを楽しみました。

政治や経済など暗くて堅い話は抜きにして、
世代を超えてみんなで楽しめるのって、いいですよね。

どんな世の中でも、自分がどんな状況になっても、
やっぱり人生は楽しまないと!



ho009.jpg
ho010.jpg


本当に素敵なパーティーでした!
御夫妻の新年会に参加させてもらえるようになってから、
お正月がくるのが待ち遠しくなりました。
この場を借りて、本当にありがとうございました。


気分はすっかり晴々。

明日からは仕事始めです。
さあ、がんばりますか!



| ジャズ話・ジャズな暮らし | 19:04 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

HOME

去年の暮れ…夜遅くまで知人とワインを飲み明かし、
べろべろに酔っ払って帰ったタクシーの中で、開いた携帯電話の画面には、
母からの不在着信が5通。

ho001.jpg

電話…何だったのかなぁ。
ひょっとして、「あれ」の事だろうか。
ふと嫌な想いがよぎるものの、
酔いで感情はすでに麻痺しており
そのあと、どうやって家についたのかさえも覚えていなかった。


翌朝。
ひどい二日酔いに襲われて、布団の中でくたばっていると電話がなった。
本当はとりたくなかったのだけど、家人が「母さんからだよ」と言うので
已む無くとった。
布団の中で海老の様に背を丸め、「もしもし…」と電話に応じると、
母さんは沈黙した。ひょっとして昨日、何度も電話をよこしたのに出なかったのを
怒っているのかと思って詫びようと口をあけた瞬間、
母さんは一言、「いっちゃった…」と呟いた。

いっちゃった。
逝っちゃった。
おばあが、おばあが。

あら、やっぱり。そうだったの、ふーん。
二日酔いも手伝って、酷く私は淡々としていた。
母さんもおかしなほど、淡々としていた。
ごめん、アタシ。今日はあんまり喋れない。そう詫びながら電話を切ろうとした瞬間、
頭の中に「おばあ」の顔が浮かんだ。

「あのさあ、母さん」
布団から顔を出して、私は話を続けた。
「こんな時期だからさ、飛行機の切符なんてとれないと思うけどさ、
一度旅行会社へ行ってみなよ」
沖縄行きの飛行機なんて、今からなんて絶対に無理だ。
それに訳あって親と離れてきた身だから、今更帰るなんてさ。
母さんは怒ったように言うと、また沈黙する。

おばあが危ないと聞かされてから、この2週間あまりこの話を
何度も何度も繰り返してきた。
その度に母さんは「いいから、絶対に何があってもいかないから」と
聞き分けのない子どもの様に意地を張った。

だけど、あの時の母さんは、何だろう…行っておいでと背中をおしてもらいたそうな感じがした。
「どんな訳があろうとさ、親だよ。母さん、行ってやりなよ。」
そう言って電話を切った。そして、酷い頭痛を忘れるためにひたすら眠った。



その夜遅く、また携帯電話が鳴った。母さんからだった。
「チケット…とれた」
まるで宝くじに当ったような呆けた声で、母さんは第一声そう伝えてくれた。
「うっ。よ、良かったじゃん」
まだ二日酔いは治らない。本当は「やったね!」といいたかったのだけど。
とにかく、行っておいで。私の代わりに手をあわせて頂戴。
短く話をして電話を切った。母さんは「はーい」と軽く答えた。



翌日、世間は大晦日。正月用に頼んでいた食材や御節を買いに走る。
空は穏やかに晴れている。車のとおりは少ない。

ho002.jpg


昼過ぎになって、ようやく二日酔いが治る。今回はかなり悪酔いした。
どうして、あんなに呑んだんだ?
1時間ちょっとでワインを2本と半分もあけていたのを思い出して
家人と二人で反省する。
いやなに、大掃除ではりきっちゃってさ、
そんでもって凄く疲れちゃってさ、ワインがおいしかったんだよ!
飲んでいる間、何度もカメラのシャッターをおしているのだけど
どれも酷くピントがぼけている。
まっ、その時は美味しく呑めたんだから、良しとしましょうや。
そう言って終わりにしようとすると、
家人はぼそりと「アナタも色々あったからねえ・・・」と言って笑った。
そして正月を待たずして、おせち料理に手をつける。
まるっと一日何も食べれなかった分、身に沁みるように美味しかった。



今年は色々あったねえ、介護というのを初めて体験した年でもあり
こうして暮れには、おばあの事を偲ぶ事になってしまってさ。
でも、大変だったけどさ、今年は今年で良い年だったと思うよ。
そんなことを話しながらお節の半分を食べ終えたあと、母さんへ電話をかけた。
もう今頃は、沖縄についているだろうな。
大丈夫かな、葬儀会場でしんみりとしているんじゃないだろうか。
それとも、自分の居場所がなくて片身の狭い想いをしているんじゃないだろうか。
母さんが電話に出てくるまで、緊張と不安で胸がいっぱいになる。
名古屋と沖縄の距離は以外にも近いのか、母さんはすぐに出た。

「もしもーし!!」

いつになく高い声で母さんは出た。
「母さん?!」
「はいよー」
まるで酒でも飲んだかのように陽気な声。
「聞こえるー?ねえー聞こえるー?」
母さんが一段と声をはりあげた瞬間、わあっと歓声が聞こえた。
「聞こえないって、母さん」
どうしたんだろう、とにかく母さんの声が元気そうで良かった。
そうホッとしていると電話の向こうから沖縄の民謡が聞こえてきた。
「あのねー、もう凄いよー。親戚も近所の人もみんな来てサー、
宴会みたいよー。もうみんな泡盛で出来上がっちゃってサー」
「はあ……」

20年前、“大きいおばあ”が亡くなった時のことを思い出す。
あの時も祭りのように大人たちが皆して、馬鹿騒ぎをしてた。
沖縄の人がみんな、こういう弔い方をするとは聞かないが
島ではこれが常識だった。
楽しいことも、哀しいことも、私の知っている沖縄の人たちは、皆歌い踊る。
この後、母さんの携帯電話は親戚中に回される破目になってしまった。
おばあの弟、母さんの妹、その子供達。
今まで母さんが意識して距離をとってきた人たちが、皆電話に出て、私と話したがる。

おばあは幸せサー、ばらばらになっていた兄弟や親戚がみんな集まったサー、
きっと近くでこの様子を見て喜んでいるサー。
哀しいけれど、こんなに幸せなことはないサー。

興奮したように、みんなそう言う。
そして最後には笑っているのか泣いているのか
わからないうちに、他の人が「もしもーし」と話をはじめる。

母さん、家に帰れてよかったね。本当に良かったね。

気がつくと、私の顔は涙でぐしょぐしょに濡れていた。
哀しいけれど、凄く凄く・・・ほっとしたのだ。

電話を切ると、私は蕎麦を湯がいた。薬味にねぎを刻んで、ざるに盛って出した。
「おつかれさん」
「うん」
二人して笑って、蕎麦をすすった。
蕎麦は凄く美味しかった。




| 平凡だけど幸せな日 | 18:07 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。