カフェ番長

カフェ番長「カオポン」の、珈琲と喫茶店日記。 時には鞄を作ったり、ジャズを歌ったり。 手作りの暮らしを楽しんでます。

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夏休みの思い出 その2

obuse001.jpg


私達が今回旅した所は、長野の小布施という小さな町です。
小布施は栗の生産と葛飾北斎の縁の土地であります。
町の景観はとても美しく、じっくりと歩くにはとてもよい所なのですが…行ったその日は38度を越える猛暑日。
じっくりと見て歩きたくても、この暑さでは今にものぼせてしまいそう。
どうしよう、宿のチェックインにはまだ早いし。
どうしたものかと辺りを見渡していると、「小布施ワイナリー」と書かれた看板が目に入りました。
ワイナリーと言うと、ワインを貯蔵している所かな。ひょっとしたら、ひょっとして試飲なんて出来ちゃうのかな。だとしたらこれは…行ってみるかね?だよね、行くっきゃないよね。

と、まあ、「飲兵衛」な私達はこの看板をきっかけにワイナリーを訪ねてみる事にしたのでした。
それも何と徒歩で!

きっとすぐにつくよ、うんうん。そしたらさ、美味しいの飲めるかな?
こんな暑い時にワインかぁ、いいよねえ。
なんて楽天的な気持ちで歩き始めたのですが行けども行けどもワイナリーは見えてきません。
歩いている途中、車販売をしているお店の中に「スバル360」がとてもきれいな状態で展示してあるのを見つけ、思わずシャッターをパチリ。
お子さんなのかお孫さんの物なのか分りませんが、子供用の車を隣に並べているのがとても可愛らしかったです。本当はお店の中へ入らせてもらいたかったのですが、あいにくお店はお休みでした。
スバル360を見れたのは良かったのですが、それからは暑さとの戦い。
気がつくと結構な距離を歩いていましたが、それ以上進むにも戻るにも辛い状況。
行き当たりばったりで行動を起こすと、時々こういった難儀な思いをする事がありますが、この日はちょっと運が良かったようです。
歩いていた先に駅があり、そこで客待ちをしているタクシーを見つけました。
ああ、良かったとよろける様に二人揃ってタクシーに乗り込むと、私は「小布施ワイナリーってとこに行きたいんですけど」と伝えました。


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タクシーは私達を乗せると、結構な速さで町中の細い道を縫うように走りました。
小布施の町へ行く途中、広い広い農園の中を通っていたので、てっきりそういう所へ連れていってくれるものだと思っていました。
しかし、タクシーがずっと古い土蔵が並ぶ路地を走ります。それもどんどん道幅が狭くなっていく。
いったいどういうことだろうと怪訝な思いで揺られていると、やがてタクシーは止まりました。
何と小布施ワイナリーは町の中にあったのです。


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タクシーを下りて門をくぐると、中庭に出ました。
それも日本庭園です。
庭園を囲むように、仏間と日本間が覗いて見えます。
仏間には、お盆のお供えが沢山施されていました。
うわあ、立派なお庭だなあと感心していると、中から前掛けをしたお爺さんがやってきました。
挨拶をして、改めてここはどういう所かと訪ねると、ワインの貯蔵と販売をしている所だと教えてもらいました。
ブドウを育て、そこからワインを生成する場所は、ここから少し離れた所にあるそうです。
幕末の頃から、この場所でワインを作られていたとのこと。


とりあえずここまでこれて良かったと、ホッと寛ぐ家人と、
人の良さそうな笑顔で写真に納まって下さったお爺さん。
お爺さんの笑顔がとても素敵で、お気に入りの写真です。


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奥の蔵の方へ行けば、ワインの試飲と販売ができると教えてもらい、早速その蔵を目指します。

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丁度お昼を少し過ぎた頃。光と影のコントラストはとても強く、クマゼミがせわしく鳴いています。行き着いた先には重厚な木の扉。
この扉の向こうに、ワインが沢山貯蔵されている。
わくわくした気持ちで扉を押してみました。



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蔵の中は薄暗く…だけど温かみのある照明の中で、ワインが入っていて木樽が幾つも並べれ、その樽の上に何種類かのワインの瓶が並べられてありました。
とても静かで、涼しくて…何て居心地の良い場所なんだろうと思いました。
しばらく様子を窺っていると、販売担当の女性がやってきて「どうぞ御自由に飲んでいって下さいね」と試飲用の紙コップを渡してくれました。
どうぞ御自由にって…そんな!
内心「ばんざーーい!」と小躍りしたくなる気持ちをぐっと抑えて、
「ではお言葉に甘えて…」と少し気取ってみたものの。
口に含むなり、なんとも言えぬ芳しさと美味しさに「おいしいーー!」と声に出してしまいました。
自分はワイン通ではないですし、何がどう美味いのかと問われると、その美味さを表現できる言葉がなかなか見つかりません。
ただとにかく、美味しい。単体で飲んでも、料理と合わせても、甘いケーキで合わせても美味しいと思いました。
幾つか試飲している時に、お店の方が乾燥したイチジクの実をつまみにとくれました。
少し辛口のシャンパンとそのイチジクはとても相性が合いました。

30分ほど色々試飲して、そこで気に入ったワインを3本購入しました。
旅先から戻って半月が経とうとしていますが、あの時もっと沢山購入しておけば良かったなあと思いました。
と、言うのも、家で飲んでみたら試飲した時よりもっと美味しいと感じたからです。
そして思いつきではあったけれど、訪ねてみて良かったなあと思いました。

秋になると、ぼちぼちボジョレーの話題が出てきますね。
今年は国産のワインで乾杯してみようと思います。



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| 平凡だけど幸せな日 | 00:51 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

私の友人は20年位前まで、スバル360を保有していました。
この車、足回りが柔らかく、カーブなんかの安定性無茶悪ですw
しかも、よくクーラーが利かなくなって、排ガスで汚い都内でも、窓を開けて運転してました。そしていちど、湘南からの帰りに、ジュリアナ東京(懐かしい)のあたりでエンストした!
夏が終わり、学校の近くに停めていたら、子供に「カエル」と絵つきの落書きをされてしまったw

| 和三郎 | 2007/09/04 16:21 | URL | ≫ EDIT

スバル、懐かしい車。当時の車は個性豊か。
今はみんな同じ雰囲気でつまらない・・・

素敵な“information”のワイナリー、なんだかいいね!

ほんわかして、そのくせしっとりと重い空気が感じられて、好きだなぁ・・・

| フルート♪ | 2007/09/05 22:29 | URL |

和三郎さんへ

こんにちは和三郎さん。
お返事が大変遅くなりましてスミマセン!
そしてどうも有難う御座います。

昔の日本車って、性能は今のものとは全然比べ物にならないけれど、デザインは凄く素敵だなあと思うものがいっぱいあると思います。今の車はデザインにあまり遊びがなくて、みんな似たような形しててね。
和三郎さんのお友達が乗ってらした360、20年前の時点でかなりの年季入ってますよね。
当時でも、ある意味目立ってたでしょうね。いいなあ…なんだか羨ましい。


数年前、知人がアルファロメオのかなり古いのを乗っていましたが、
その人は壊れたら自分で修理ができましたよ。自分もお金と壊れても修理できる技能と根気があったら、今でも乗ってみたいです。


| カオポン | 2007/09/10 23:48 | URL |

フルートさんへ

こんにちは、フルートさん。どうもお返事が遅くなってしまいすみませんでした。そしてコメントどうも有難う御座います。
ほんと、昔の日本車は良いですね~。今の日本車は性能は世界一だとしても、デザインはどうも……。トヨタ博物館に行くと、世界のクラシックカーのほかにも日本のクラシックカーも展示されてますけど、日本のだって全然負けていない。物凄く洒落たデザインのものが多いです。

小布施ワイナリー。
ここは行ってみて、ほんとに良かったです!
作り手の顔が見えるようなワイン工房でした。
小布施の町も、そしてここのワイナリーももう一度訪れてみたいなあと思いました。

| カオポン | 2007/09/10 23:55 | URL |

カオポンさんおはようございます。ご無沙汰していました。
やっと涼しくなったのになかなかエンジンかからなくって・・・

素敵な夏休みを過ごされたんですね^^
Informationの黒板がいいなぁ。
こんな風に書いてあったらほんとに暑い中を来て良かったって思えます。
あ~っ、私も行ってみたい!
いつか行きたい場所の候補のひとつに加えさせてもらいます~

| rikka | 2007/09/15 07:53 | URL | ≫ EDIT

こちらこそご無沙汰しております

rikkaさんこんにちは~。どうもお返事が遅くなってしまいすみませんでした!

涼しくなったり、かと思うと少し前は35度を越す猛暑だったり、なかなか残暑が厳しいですね。自分、寒いのより暑い方が苦手なので、ことしの夏はちょっときつかったです。でも、おかげさまで病気もせず、こんな素敵なワイン蔵で短い余暇を楽しむ事もできて、
なかなか良い夏だったなあと思います。
あのワイン蔵の前にあった黒板に書かれたメッセージは、ほんと「来て良かったなあー」と思いました。でも、ほんと辺鄙なところでした。タクシーの乗っててもどこに行くんだろうって心配になっちゃって。

国産ワインは甘めな物が多いですけど、ここはそれだけでなく少し辛めのワインもありました。ほんと良いところでしたよ!
もし長野に遊びにいく機会がありましたら、是非「オブセワイナリー」を訪ねてみてくださいませ!

| カオポン | 2007/09/19 20:31 | URL |

38度の暑さが伝わってきました。

優しいお目々のおじいちゃん

ダンディな旦那さま、そしてカオポンさんのホッと小さなため息。
無事に到着して良かったァ~

あきらかに午前のそれとは違った日の光が私の目にもしっかり見えてきました。

クマゼミの元気な鳴き声も聞こえてきます。

ひんやりと薄暗い土蔵の中でまったりとした時間
いいなぁ~~(うつとり)

カオポンさん、ほんとにおいしそうなお顔
見てるとこっちまで幸せになります(*⌒▽⌒*)

| うづまきなると | 2007/09/24 21:24 | URL | ≫ EDIT

うづさん、こんにちは~。昨日の名月、うづさんところからは見えました?カオポンは、幼稚園でお月見だんごを作りましたよ。
夜は大分涼しくなりました。でも、日中はまだまだ30度を越しております。うづさんところはここよりもずっと過ごしやすいでしょうね。

今年の春先に、うづさんにお会いしに松本へ行った時は名残雪がちらつく寒さ。
そして夏に松本を通り過ぎた時は、たまらないほどの暑さ。
美しい自然と景観、そして長野の人達の優しさを訪れるたびに感じます。
長野は、ほんとに良い所だなあ…。

カオポンの旦那さん、ダンディな感じに映りましたか?
おほほほほ。
それはそれは、有難う御座います。
最近、プチ・メタボな旦那さんです。

一緒に映ってくれた酒造のおじちゃん、
はじめは写真の中に収まるのを大変恐縮している感じでしたが、あんな感じに撮らせてもらいました。
ちょっと照れているようにも見えるおじちゃんの顔がとても好きです。
小布施の夏休みは、凄く楽しかったです。

あれからもう一月以上も経って、また忙しくしていますが、ほんの少しでもこんな楽しい思い出が作れると、また頑張ろうという気になります。
また時間ができたら、長野へ行こうと思ってます。

うづさんもお体、大事にしてね!

| カオポン | 2007/09/26 13:43 | URL |















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